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国立文楽劇場で『妹背山婦女庭訓』と『夏祭浪花鑑』を見た!

国立文楽劇場にて大阪・日本橋国立文楽劇場へ行き、夏休み文楽公演の第二部『妹背山婦女庭訓』と、第三部『夏祭浪花鑑』を鑑賞してきました!なぜ見に行ったかというと、文楽はおもしろいので生で観たいからです!交通手段は往復とも近鉄特急でした。

妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)

だいたいのあらすじ:大化の改新の時代の、いろいろ政治とか恋愛とか複雑にもつれるみたいな話
鑑賞記録:井戸の掃除をしていたふんどし姿の男たちが出てくるところから始まりました。夏らしく、登場人物みんなが団扇で顔を仰いでいました。特に、一番右にいた男が、上半身を前に傾けて首の後ろを扇いだりなど、人形の遣い方に細かい工夫がされていて、夏の暑さを見事に表現していてすごかったです。
そんな場面を見てたら睡魔に襲われ、終演までウトウトしながら時間を過ごしました。周りが拍手したら合わせて拍手するのがやっとでした。いや、あまりにも浄瑠璃のと三味線の音色が心地よくて…
妹背山婦女庭訓はDVDボックスを持ってるので後日見直します。無念!!

夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)

だいたいのあらすじ:江戸時代の侠客が、恩人への忠義を果たそうとしたりいろいろあって最後には妻の父を殺しちゃうみたいな話
鑑賞記録:寝ずに最後まで見れました!よかった!
めちゃくちゃ面白かったです!前半はけっこうコミカルな場面が多くて笑いが起こったりしつつ、終盤は背筋がゾワゾワするようなサスペンス的展開になってて、最高でした。まさしく夏にふさわしい演目でした。
人間国宝いっぱい出てました!吉田文雀師匠、吉田蓑助師匠の人形!そして竹本住大夫師匠の浄瑠璃人間国宝サイコー!!人間国宝の芸が気楽に見れるって文楽ぐらいじゃないでしょうか?みんなも観ようぜ!!


私は国立文楽劇場友の会の会員になりましたから、次の11月公演は割引料金でチケット買えるぜ!やった!!