ヤンマー部隊隊長の日記

ヤンマー部隊隊長の日記です。

R-1グランプリ2022 復活ステージを見た感想

R-1グランプリ2022の「復活ステージ」が行われましたね!
公式YouTubeチャンネルでの生配信を見ました。全員おもしろかった!!
復活ステージのネタ動画が公式サイトで公開され、視聴者投票により復活する1名が決まりました。

以下、どんなネタだったのかのメモと、わたくしの感想を書きます。
ネタバレを含みますので、見たくない人は見ないで!!

復活ステージのネタを見た感想

どんなネタの形式・題材だったかのメモと、わたくしの感想です。

No.3196 徳原旅行

コント、伝説の走り屋。榛名山の峠道でバトル。音声と会話する形式。
斬新な設定!そしてなんでそんなことになったのかという理由付けもしっかりしてる!
終盤の、バトルの真っただ中で、通常なら最も派手に盛り上がるであろう場面が、「特に何もせず、ただただ黙って座っているだけの時間が、30秒くらい続く」という状態になっており、しかもその部分が一番面白かったという、状況設定と展開の構成がすごかったです!乗車中の仕草のディテールの細かさも面白いです。

事前に録音された音声と会話する形式のコントは「ピン芸じゃなくて、コンビでやれよ」と指摘されることが多いです。この指摘は私も同感で、音声と会話する形式にするなら、1人で演じる必然性が必要だと思います。
今回のネタは、音声と会話する部分は導入部だけであり、車内で黙ってるか一人語りしてるかの場面が主体だったので、「コンビでやれよ」という問題はクリアしてると思います。

No.3178 Yes!アキト

一発ギャグの連発。全ギャグ面白かったです!「粉ポカリ」「クルトン」「十二単」が特に好きでした。
舞台を広く使うギャグと一歩も動かないギャグの落差や、短いギャグと長めのギャグの落差など、様々な緩急をつけたり、ブリッジの「イエス」の言い方を毎回変えていたりするなど、ギャグ連発だけど単調な印象にならず、最後まで変化があったのがすごいです!
R-1グランプリのようなコンテストでは、脈絡の無いショートネタの連発という形式は、高い評価を受けづらい傾向があると思います。一発ギャグを連発するネタでも、ストーリー仕立てのコントの中にギャグを組み込んだり、COWCOW多田さんが優勝したときの「くじで引いたひらがな1文字から始まるギャグをする」という形式にしたりという、パッケージングした見せ方をする場合が多いと思います。
そんな中、パッケージ化しないで、ストロングスタイルの1発ギャグ連発で準決勝まで残ったYes!アキトさんは、すごすぎます。

No.282 ネイビーズアフロみながわ

モニターを使用したプレゼン形式のネタ。誹謗中傷対策講座。
「バカリズム案」みたいな形式です。こういう理屈っぽいネタは大好きです!題材とした言葉の、重箱の隅をつつくような細部に目をつけて、ひたすら理詰めでひねくって面白さを作っている感じが、ものすごく面白いです。早口で説明しているのに全く噛まない技術力もすごい。
で、ひとつひとつの言葉を題材にしたネタが面白い上に、後半になるにつれて御本人が誹謗中傷されまくっているという設定がだんだん明らかになっていくという、構成の面白みも加わっているのがいいですね。
最後の謎かけがややムリヤリで、あまり上手くなかったかな~

No.2897 サンシャイン 坂田

音声と会話する形式のコント。息子の留守中に息子のクラスメイトから電話があり、電話を受けたお母さんが伝言をことづかる。
音声がボケで、坂田さん演じるお母さんがツッコミ役となるコントです。
お母さんは一人で自宅にいるはずなのに、独り言としては有り得ないくらい大声を出して、ハイテンションで突っ込みまくるという、リアリティよりも面白さ重視の演出でした。大声で熱演するタイプの独りコントは見ていて楽しいです。

しかし、学生でもスマホを持っているのが当たり前の現代で、「自宅に電話がかかってきて、親が伝言を預かる」という設定は少し無理があるように感じました。時代設定が現代なら、「携帯に何度電話しても出ないから自宅に電話した」みたいな理由付けが必要だったと思います。制限時間が3分しかないから難しいけど。時代設定が20年以上前で、携帯電話ではなく相手の自宅に電話をかけるのが当たり前だった時代が舞台なら、小道具の電話機を黒電話にして、お母さんの衣装を昔のドラマに出てきそうな典型的なおばさんの衣装にするとか。

No.1317 レインボー 池田直人

コント。陰キャの男が、街に出て、女子どんどん声をかけてナンパをする。
最初、出てきた男の衣装が、チェックのネルシャツの裾をズボンに入れて、リュックサックを背負っているという、典型的な古いオタクの表現で、嫌な印象を受けました。人気者であるレインボー池田さんがオタクを馬鹿にしているみたいな感じで。
しかしそれはおそらく狙いで、中盤以降に、衣装を着替えずに着こなし方を変えるだけでおしゃれに見せるという表現に意表を突かれました。ファッションセンスの無いオタクでも、少し身だしなみに気を遣うだけでガラリと印象が良くなるんだという、オタクに対する応援のように感じました。池田さん勘違いしてごめんなさい。
最後にメガネをかけて、オタクっぽい風貌に戻っていく男を、いとおしく感じてしまいました。なんか感動してしまいました。

No.3192 ケビンス 仁木

フリップネタ。ジャングルに探検に来た人が、ふだんは見かけない色々な物を紹介する。
「天童よしみ」と「調製豆乳」が特に好きでした。「歌詞画像」という言葉は恥ずかしながら初耳で、若者のセンスで作られたネタなんだな~と、おじさん的な感心をしてしまいまいした。
仁木さんは昨年もフリップネタで準決勝まで残られており、1年間かけてネタをブラッシュアップされたと思いますが、スカイラーク、ぜつえん、ミロなど、昨年から生き残ったネタが何個かあって「このネタは仁木さんがお気に入りのネタなんだろ~な~」と想像して、なんか嬉しくなってしまいました。
フリップネタでジブリを題材とするネタは多いですが、耳をすませばの「やなやつ、やなやつ、やなやつ」とか、メイのお父さんか、千と千尋で名前を奪われるときに文字が浮かんで消えていく表現とか、ジブリの中でもかなり深くて手垢がついていない新鮮な題材であり、かといって『ゲド戦記』みたいにディープすぎない、多くの人が理解できる絶妙なラインのジブリネタになっていたのが、すごいと思いました。

No.849 今井らいぱち

3つの関門を乗り越えてギャグをする。グルグルバット、けん玉、くじ引き。本日最初の裸芸でした。
アキラ100%さんにも通じるような、ハラハラドキドキの面白さでした!
けん玉の「とめけん」(静止した状態から玉を剣先に入れる技)という、基本技ではあるけど本番の緊張の中では失敗する可能性もありそうな、微妙な難易度の技が、みごと2回連続で成功してて、すごかったです!
終盤、世界一周で失敗したのと、くじで赤をひいたのが、ちょっとわざとらしかったかな~~~

No.3183 Gパンパンダ 星野

コント、選挙の投票・・・と思いきや、現役税理士芸人の苦悩を嘆くというネタ。
現役税理士の星野さんにしか言えないキラーフレーズの連発で、めちゃくちゃ面白かったです!「こっちにもお客さんが!」「R-1の日程は税理士芸人には不利」とか。
冒頭10秒ぐらいだけあったコント部分は、前振りなので、わざとつまらない内容にしていた思うのですが、「何党の誰さんに投票しようかな・・・こんぺい党の佐藤さんに投票しよう!」というセリフが、ほんのちょっとだけ面白かったのが、なんか好きでした。
星野さんは昨年も準決勝に進出され、昨年はコントの中の役柄を演じながら、税理士の苦悩を語っていましたが、今年は芸人の星野さん本人の言葉として語られていましたね。自己言及的なメタな形式になっていたのが、準決勝の審査員的には低評価だったりしたんでしょうか。

No.3171 森本サイダー

講義形式のネタ。お客さんに想像力を養ってもらう。僕のことを妹と思ってください。
髪の片側にリボンをむすんだ髪型がちょっとかわいいと思ってしまいました。
通学カバン大きいフワフワのチャームをつけているのが何だかリアルで、ネタ作りのために本物の女子高生を観察したのかなーと思うとリアルにちょっと気持ち悪いです。

漫談のように漠然と客席に向かって語るのではなく、講義のような形式で「直接的に、お客さんひとりひとりに対して話しかける」スタイルは、お客さんに当事者意識を持ってもらい、お客さんに自分のほうを見てもらうための、良い作戦だと思います。この作戦は特に1回戦で有効です。準決勝なら普通にお客さんが舞台をしっかり見てくれるけど、1回戦では誰も真剣に舞台上を見てくれません。しかし、お客さんに直接話しかける形式なら、少しは舞台上に意識を向けてもらえます。私はこの作戦で2006年にR-1の1回戦を突破しました。

No.3165 田津原理音

フリップネタ。桃太郎を題材にしたネタは数多くありますが、「柴刈り」についてここまで深く掘り下げたネタは初めて見ました。オーソドックスなネタでも着眼点と工夫によって新しい物が作れるというのを体現した、すごいネタでした。
文字だけのフリップを出して強く突っ込んだあと、後ろを向いて、しばらく黙るというスタイルが印象に残りました。このスタイルが広く知られるようになれば、後ろを向いたときに「待ってました!」みたいな拍手が来るようになるかもしれません。

フリップの絵をパソコンで描いたり、文字をパワーポイント等で巨大な活字を使って書いたりするのが当たり前になった昨今では珍しい、かなり小さい絵と文字のフリップでしたね。会場にいたお客さんにの肉眼ではは見えない思うけど、配信映像では拡大して映されるし、大型の会場では舞台脇にプロジェクターがあってフリップが大写しにされることも多いので、フリップに書く文字が小さくても問題ないという判断だったんでしょうか。

No.3162 シモタ

コント。顔を白塗りにした姫が、町に出て、紙相撲大会に出場する。
復活ステージの中で一番クレイジーなネタでした!クレイジーですねー!まさか本当に爺の首をねえ。R-1の予選でこういう残酷なシーンが出てくると客席から悲鳴があがりそうなのに、今回は悲鳴ではなく普通に笑い声がおこっていたのが、なんか面白かったです。R-1の準決勝を会場まで見に行くのはよっぽどのお笑いマニアばかりなんでしょうね。
遺産なのか保険金なのか、すぐに1000万両もらえていたのがめちゃくちゃ面白かったです。
クレイジーなだけでなく、「爪が痛い」という同じ展開を繰り返す、オーソドックスな面白さもしっかりと押えているのが、すごいと思いました。
白塗りのせいで変顔の表情が見えづらかったのは、少し損してたかなー。




No.3176 河邑ミク

コント。おもしれー女。
「ロト6」の話で反応いまいちのところに、言葉を付け足して、なんとか高評価を受けたときに、ガッツポーズがひときわ大きかったのが、特に好きでした。
ちょっと前に、森本サイダーさん強引な女装があったので、河邑ミクさんの美しさがより引き立って感じられました。
オチもきれいでした。

No.3179 マツモトクラブ

音声コント。しりとりキャッチボールに急に入ってくるおじさん。
めっちゃくちゃ面白いです!さすがマツモトクラブさんです!
しりとりで変な言葉を言うというバカバカしい面白さがあり、ストーリーの面白さもあり、笑いだけでなく感動もあり、伏線回収もあるという、作品としての圧倒的な完成度の高さが圧巻でした!
ボールをキャッチする位置が毎回違うという演出の細かさ!息子の心が乱れると、返球も乱れるんですよ!すごい!!

ただ、終盤に、つっこみ役になった息子の友人の少年のセリフが、やや説明過剰に感じました。でもあの少年がいなかったら導入部のしりとりキャッチボールは成立しないし、かといって終盤に少年のセリフが無かったらそれはそれで不自然だし。難しいですね。

No.1766 サノライブ

コント。回転寿司で意中の女子とデート。彼女の寿司の注文をメモしていた。
回転寿司店のメニュー名を注文した順番に読み上げているだけなのに、なんだか彼女の人間性が感じられたし、食べる順番による物語性のようなものも感じました。これのシステムは大発明ですね。ネタ中に触れられていた「ファミレスに行った場合」野バージョンも見たいです。
今回初めて、客席から悲鳴が上がっていたように聞こえました。シモタさんの斬首シーンでも悲鳴がなかったのに!女子の寿司の注文をメモすることは、斬首よりも気持ち悪いのか!

No.306 ビスケットブラザーズ原田

コント。銭湯に来た人。
おもしろかったー!過去にさかのぼるにつれてどんどんエスカレートしていく展開の面白さと、演技力の高さは、さすがキングオブコントファイナリストです。
オチに救いが無かったのがやや残念でした。救いがあってほしかった。
本日2人目の裸芸です。裸芸は、アキラ100%さんとかザコシさんなど、関東に多いイメージでしたが、近年は大阪にはキャツミさんもいるし、裸芸は西高東低の時代になっているうのでしょうか?

No.2527 9番街レトロ 京極風斗

フリップネタ。10年前に書いたフリップを見直す。
文字のフォントに凝ったフリップネタ新しいですね!
オチの「お笑いのフリップにしておくにはもったいない!」と行って見せて回る絵が、配信で見た準決勝のときはアート感の非常に強い絵で、拍手笑いがあったと思うけど、復活ステージの絵はアートっぽさが弱かったかなー

No.3166 真輝志

コント。リュックサックをひったくられる人。
リュックを引っ張られながら後ろに歩くパントマイムが上手いし面白い!動きだけでなく、しゃべりの演技力もすごいし、いい芸を見たという満足感がありました。
リュックを引っ張られて後ろに歩く動きが、3歩だけでなく、舞台の端から端まで歩くみたいなのも見たかったです。
終盤、手提げ袋を引っ張られて前向きに歩く動きと、主人公が状況を受け入れて主導権を握るような展開は、前半ほどの意外性はなく、しりすぼみのような印象になり、やや残念でした。

No.3168 清友

漫談。反抗期。センターマイクを使う漫談は今大会でただひとりです!貴重!!めっちゃ街裏ぴんくじゃん!
家の中の会話で始まった物語が、後半どんどん世界が広くなり、ダイナミックな展開になっていくのが、面白かったです。

親子の言い合いで複数人を演じ分ける場面では、立ち位置を1歩ずつ左右に移動することで、別人を演じていましたね。
落語では、顔の向きを左右に変える(上下を切る)ことで、複数人を演じ分けます。
もしも、落語がもっと世の中に浸透していたら、今回の清友さんも、顔を左右に振る仕草だけで複数人を演じるスタイルになっていたのかもしれません。週刊少年ジャンプで連載が始まった落語漫画『あかね噺』が大ヒットして、落語がより一般的になることを期待します。

No.275 準新作

モニターを使用したプレゼン形式の漫談。想像、日本のものづくり。逆上がりを補助するやつ。
近年のR-1では、モニターを使うネタもずいぶん増えていますが、しゃべりながらパソコンを操作して画面を切り替えるのではなく、「事前に作成した映像を流し、その横でしゃべる」という形式でネタをやる人を見たのは初めてで、盲点だなーと思いました。(昔、R-1の予選でウーイェイよしたかさんがやってたのは見たことあるけど)
ネタの内容は最初から最後まで全部おもしろかったです!正式名称がわからない「さかあがりを補助するやつ」を何度も「さかあがりを補助するやつ」と連呼するところとか。
映像がきれいに作られて完成度が高くて、隙が無さすぎたので、小さな笑いは途切れないけど、逆に大爆笑が起こりにくい状態になってしまったのかもしれないと思いました。映像が完成されているから、大爆笑が起った場合に笑い待ちができないのも、将来的には問題になりそうです。
いろんなカラーバリエーションを紹介するところで、時事的な要素を取り入れて「ウクライナの国旗カラー」を出したらよかったんじゃないかと少し思ったけど、映像を作り替えるのは大変だろうし、ネタにあんまり政治的なメッセージを込めるのは賞レースの審査的にマイナスになる可能性もありそうだから、難しいかー。

あと、準新作さんは、どんな芸人さんなのか調べたくて「R-1 準新作」で検索したら、R-18のエロい映像作品の準新作に関する情報が表示されることでおなじみですね。
それと、ドラえもんズって今は無いことになってるの?ドラ・ザ・キッドとドラミちゃんの恋模様が気になってたのに!

No.1695 鳥谷尾だいき

音声と会話する形式のコント。不動産バトラーゆういち。 魅力的な物件を紹介してダメージを与える
「鳥谷尾」は「とやお」と読むそうです。
不動産の良いポイントの「ゴミ捨て場、敷地内!」とかが絶妙で面白かったです。
小道具のキングファイルの「物件リスト」に挟んである紙の数が少なかったのは、リアリティが無くて、よくないです!小道具として重量が重くなっても、もっと紙をいっぱい綴じておいてほしかった。

No.1419 まりんか

フリップネタをしながら曲芸。コンビニ店員はこう思ってる。
フリップの内容も面白いし、曲芸がすごいです!制限時間3分間のなかで、多種多様な道具を使う曲芸を披露し、しかも曲芸をしながらフリップをめくるという技術がすごすぎます。登る台とフリップを置く台の位置をセンチ単位で調整する必要がありそう。
地味だけど、円筒の上に板をのせてバランスを取る芸(ローラーボーラー)で、板から降りるときに飛び降りず、板を手で押さえて静かに降りたのは、めちゃくちゃ超高等技術なんじゃないでしょうか。

で、超面白かったんですけど、大道芸マニア的な視点から今回の曲芸を見たとき、やや物足りなさを感じてしまいました。
R-1の舞台上で演じる曲芸としては異例の本格的な技だし、曲芸とフリップネタを組み合わせるというのは画期的な発明です。
しかし私は大道芸が好きで、『大道芸ワールドカップin静岡』や『大須大道町人祭』に何度も行って、日本トップレベル、世界レベルの曲芸を見てしまっているので「パイプ椅子2個を組み合わせた上で逆立ちをするのは、アクロバットとしては序の口レベルの技だな~~」とか思ってしまいました。悪い意味での大道芸マニアの視点になってしまいました。これは私が悪いです。反省します。

あと、R-1の準決勝で逆立ちをしたのは、R-1ぐらんぷり2006の「結城アクションクラブ」以来の快挙だと思います。逆立ち漫談。
使用後のフリップを箱に入れたり台に置いたり、そのまま下に落とすのは、昨今では珍しいですね。曲芸をしながらではやむを得ないか。

No.1568 トンツカタン 森本

コント。結婚式に乱入して結婚を止めようとしたが、日程を間違えて前日に来てしまった人。
めちゃくちゃ良い設定ですね!この設定でトンツカタンの3人のコントを作っても素晴らしい作品になりそうなのに、ひとりコントとして世に出してしまうのは、逆にもったいないんじゃないか思うくらい、すばらしい設定です。

ひとりコントの舞台設定として、その場にいる人物が2人~3人くらいの少人数ではなく、結婚式場で大勢のお客さんがいる、当設定なのも良くできているなーと思いました。登場人物が2人とかだと「コンビを組んで2人でやれよ」という指摘がありそうですが、大勢いたら逆に1人で演じる必然性が出ます。また、広い場所にいる大勢の人々に向かって喋るスタイルだと、自然に会場の客席の端から端までのお客さんに対してしゃべっている感じになりますし。
おもしろー

No.3191 ヒコロヒー

コント。芸人のネットニュースに誹謗中傷のコメントを書き込む人。
芸人のヤフーニュースのコメント欄にひどいコメントが書き込まれているのを読んで不快な思いをした経験がある全ての人が、スッキリした気分になれる、すばらしいコントです!私もスッキリしました。
オチで「承認欲求」という単語を出すことで、この女性の行動原理を見事に説明しきっているので、最後まで見て納得感があります。
「負けずに書き込みを続けるぞ-!」というセリフの部分だけは、なぜか少しだけこの女性を応援したくなってしまいました。

全体としてはめちゃくちゃ面白かったんですけど、中盤でこの女性が悪態をつく部分だけは共感できず、ちょっと残念でした。年長者がシュプリームを良いと思ってもいいし、バツ2で結婚式してもいいと思うので。

誰に投票したか、結果

以下の6名で迷いました。

  • Yes!アキト:笑いの数と量が一番多かった。シンプルに1発ギャグを連発するという直球勝負のスタイルが格好良かった
  • マツモトクラブ:作品としての完成度の高さがダントツですごかった。3分間の中に「笑い」と「泣き」の2種類の感情を盛り込んだ構成がすごい
  • まりんか:わずか3分間で多種多様な技を見せた技術がすごいし、フリップネタの内容だけ見ても面白くて、すごい演目をみたという感動が大きかった
  • ヒコロヒー:題材の選び方が最高だった
  • ケビンス仁木:フリップが一つ残らず面白かった。フリップネタの中で1番好きでした
  • ビスケットブラザーズ原田:演技力が高くて、しっかりとした1人コントを見たという満足感が大きかった

で、マツモトクラブさんとYes!アキトさんで最後まで迷い、最終的にマツモトクラブさんに投票しました。


3月6日の午前10時くらいに結果発表があり、Yes!アキトさんが復活して決勝進出となりました!納得の結果!!
いやー決勝が楽しみです。