『拳闘大喜利杯 ~再来~』に参加
所用のため東京へ行きまして、足立区の綾瀬で開催された大喜利大会『拳闘大喜利杯 ~再来~』に参加してきました!
で、結果、わたくしは決勝戦まで進出することができましたが、決勝ではパッとしなくて、上位2名に大きく水をあけられた大差の3位で終わりました!くー残念!
『拳闘大喜利杯 ~再来~』とは
『拳闘大喜利杯 ~再来~』は、東京都足立区を中心に大喜利会を開催されている大喜利団体「大喜利WADACHI」様の主催による大喜利大会です。
事前に全てのお題が公開されており、出場者は事前に答えを考えて用意しておくことが可能という、珍しい仕組みの大会です。
↓大会概要が記載された公式noteはこちら!!
拳闘大喜利杯 ~再来~ 概要記事|大喜利WADACHI
会場は、綾瀬駅のすぐ近くにあるライブハウス「綾瀬Esmeralda」でした。
ステージに向かって右側の壁が全面鏡張りになっているというオシャレな空間でした。右を向いたら自分の全身像が映ってて驚いた。
いちおう事前準備してみた
『拳闘大喜利杯 ~再来~』では、大会中に出題されるお題が2か月前にすべて公開されており、事前の対策が可能でした。
しかし、私がこの大会の存在を知ってエントリーしたのは開催1週間前くらい。そしてエントリー後もなんやかんや忙しくて事前に答えを考える時間が作れず、けっきょく大会直前に慌てて以下の状況で少しだけ答えを考えて、大会に臨みました。
- 大会前日に宿泊したホテルにて、夜、1時間ぐらい考える
- 大会当日の午前中、綾瀬駅構内のパン屋さん「VIE DE FRANCE」で、パン2個とコーヒー一杯を注文して、イートインコーナーで1時間ぐらい居座って考える
いちおう全部の問題に2~3答ずつは考えたけど、あまり推敲はできず。
大会開催中にもメモ帳を開いて、必死こいて考えながら観戦してました。
私が出した解答を公開してみます
『拳闘大喜利杯 ~再来~』の回答時のルールは、
・本大会ではホワイトボードを使用せず、A3のコピー用紙に水性ペンで回答を書いて頂きます。
・回答時間の前に、1分間の準備時間を設けます。この間に事前に考えた回答を予め書いてストックして頂くことができます。
という方式でした。
回答を書いた紙は各自持って帰ってもよいということだったので、全部持ち帰ってきました。
せっかくなので、わたくしの出した全回答を公開します。
予選A ブロック2
1問目お題:反抗期を迎えた中二病の娘「もー!ちょっと『偉大なる父神≪ゼウス≫』ー!〇〇〇って言ったよね?!」
- 解答1
「もー!勝手に部屋に入ったら、弐回(2回)清浄す(ころす)って言ったよね!?」
- 解答2
「もー!どうせ買ってくるなら、神鷲(ガルーダ)は血染めだって言ったよね!?」
(焼き鳥を買ってくるならタレのを買ってこいという意味で)
- 解答3
「もー!明日はKAZMAとSEXって言ったよね!?」
- 解答4
「もー!薄手のキャミソールを洗濯するときは、ダガー(†)で挟んでからって言ったよね!?」
- 解答5
「もー!お父さんに私の服を勝手に洗濯されるのは嫌なの!お父さんが洗濯した服は着ないから!洗濯しても、ペルセ骨(ポネ)折り損だって言ったよね!?」
2問目お題:クソキモ食通「料理ってのはね、○○○」
- 解答1
「料理ってのはね、舌の上がダンスフロアで、料理はタップダンサーとしてのビートたけしなんですよ」
- 解答2
「料理ってのはね、いかに母乳から遠ざかるかなんですよ」
- 解答3
「料理ってのはね、道場六三郎の手垢なんですよ」
- 解答4
「料理ってのはね、うんこすごろくの振り出しなんですよ」
- 解答5
「料理ってのはね、訓読みなんですよ」
※注:本当は音読みです
- 解答6
「こんにちは、『おいしゅうございますね』でおなじみの、料理記者歴50年、岸朝子です。記者っていうのは普通、『ペンは剣よりも強し』って言うでしょ?でも、料理ってのはね、『ペンは剣よりも弱し』なんですよ。箸じゃないと食えないから」
結果:
3名中の上位1名のみが勝ち上がりというルールで、わたくしはFANさんに敗れてブロック2位となり敗退。予選Bに回る。
予選B ブロック3
1問目お題:こんな不採用通知は本当に嫌だ
- 解答1
印刷されている文面は、合格者に送られる採用通知と全く同じだけど、頭に手書きで「ふ」って書き加えてある
- 解答2
面接試験の帰りに、家系ラーメン屋に寄って、「あー疲れたなー」と言ってラーメンを注文したら、乗っていた海苔に白い文字で「不採用」とプリントされていた
- 解答3
採用通知が届くのだが、それは嘘で、その後に具体的な連絡とかは何も来ないという仕打ち
- 解答4
「不採用です。健康診断で、すい臓の数値が悪かったからです」
- 解答5
バナナの房(ふさ)を渡されて、1本1本に「い」「よ」「う」と書いてある、とんち不採用通知
2問目お題:そんな状況で「乗るしかない!このビッグウェーブに!」なんて叫ぶな
- 解答1
「お笑い界に激震!!吉本鎖国!!
乗るしかない!このビッグウェーブに!
ASH&Dも!!」
※注:ひとつの回答に2枚の紙を使い、全力の大声で読みました
- 解答2
コンビニのレジで並んでたら、前のお客さんが2人連続であんまんを注文していた
- 解答3
政治の世界では今、裏金の「キックバック」が問題になっていますね。
乗るしかない!このビッグウェーブに!
藤本タツキ『ルックバック』全一巻、好評発売中!!
- 解答4
「サーフィン大嫌いおじさん友の会」の忘年会の締めで
- 解答5
お相撲さんが、お腹の脂肪をプルンプルンと波打たせているとき
- 解答6
「ANZEN漫才、解散!!
あらぽんさんは春から、ひょうたんアートに専念するという!!
乗るしかない!このビッグウェーブに!
令和6年は、ひょうたん!!」
※注:全力の大声で読みました
結果:
4名中の上位1名のみが勝ち上がりというルールで、わたくしは大声を張り上げた力業の回答が功を奏したのか、MAさんに競り勝って1位となり、勝ち上がり!準決勝進出
準決勝 ブロック3
1問目お題:記者全員が一斉に「ふざけるな!」と怒った謝罪会見
- 解答1
「えー、謝罪する側ではございますが、ヨギボーに座らせて頂き、恐縮です」
- 解答2
会見場にモニター1台だけ置いてあって、写ってるのが可愛いアバターのバーチャル堤下だった
- 解答3
「それでは会見を始めます。ペラっ」と、落語のやつをめくって始めた
- 解答4
「不倫相手の女性を、妊娠させてしまいました。ゴムつけてなくて、ゴムんなさい」
- 解答5
同席した弁護士がこたけ正義感で、YouTube生配信してて、赤スパチャを稼いでた
- 解答6
「えー、わたくし、流れでこの会場に来ました」
- 解答7
キャンドルジュンの記者会見を参考にして、質問者が前に出てくる形式にしていて、壇上に謝罪者と、質問者と、キャンドルジュン本人の3人が並んでいた
2問目お題:「勇者にしか抜けない伝説の剣」を観光資源にした村おこしをして30年、ついに本当の勇者が来て剣を抜いてこうとしている時の村人たちの様子
- 解答1
リン鉱石が枯渇したときのナウル共和国の人みたいだった
- 解答2
岩を左右からギュっと押して圧力をかけて、抜けないようにした
- 解答3
剣を引き抜くのをちょっと待ってもらい、シリコンで剣の型をとっておいた
- 解答4
村人全員、キングクリムゾンみたいな顔してた
- 解答5
「おい!剣が抜かれる前に、早く魔王を倒してこい!村の若い衆よ!!」
- 解答6
村にありったけのセメントをかけた
結果:
3名中の上位1名のみが勝ち上がりというルールで、ぎりぎりで罪悪感さん、汁さんに競り勝って1位となり、勝ち上がり!決勝進出
決勝
1問目お題:ひらがな五十音の選考会議ではこんな発言が出ていた
- 解答1
「な行」なんですけど、「ぬ」と「ね」は何回転させときますか?
- 解答2
魚類からも意見があり、イサキが「”い”が先ではどうですか?」と提案した
- 解答3
「らも」を1文字で表そうという意見があったが、中島らもに有利すぎるため、「ら」と「も」を並べて表記することとなった
- 解答4
私はこの文字がいいと思います。「ヴェエ~~」
※注:大声で奇声を発して解答しました
- 解答4
熱狂的な「ひ派」による、ひテロがあった
- 解答5
「これでは、欧米から馬鹿にされてしまいますよ。小文字が無しでは」
2問目お題:経営している旅館で殺人事件が起き、それをたまたま宿泊していた探偵が推理して解決するケースがあまりにも頻発したため、かなり慣れてきた女将「◯◯◯」
- 解答1
「ルポライターは大抵シロですからなぁ」
- 解答2
「揚げ物はアツアツで召し上がっていただけるよう、犯人が自白した後で揚げに入るように、料理長に言うときますわ」
- 解答3
「先々月の被害者は綺麗なおケツでしたのに、今回のはなぁ・・・」
- 解答4
「チェックアウトとチェックメイト、どっちが先どす?」
結果:
3名中の最高得票者が優勝というルールで、優勝のFANさん、準優勝のJ@Qさんが接戦となる中、私は大差で3位!残念!!
反省
自分で好きだった回答
- 反抗期の中二病の娘のお題「明日はKAZMAとSEX」
- クソキモ食通のお題「料理は、タップダンサーとしてのビートたけし」
- 乗るしかないこのビッグウェーブにのお題「吉本鎖国」
- 伝説の件のお題「キングクリムゾンの顔」
- 事件が起きた旅館の女将のお題「犯人が自白した後で揚げに入る」
上記の答えが、自分でも気に入っていたし、出したときに比較的大きな笑いが起こったので、よかったです。
反省点
この大会では、ラウンドによって、以下の2種類の審査方法が使い分けられていました。
- 加点式審査(1解答ごとに採点され、合計得点で順位をつける)
- 印象審査(1問ごとに、そのお題で一番面白かった人に投票し、得票数で順位をつける)
セオリーとして、「加点式審査」では回答を数多く出したほうが有利。
また、「印象審査」では、文字通り、投票者の印象に残るような、インパクトの強い回答を出すことが大切です。
この、審査方法の違いに、ちゃんと対応できてませんでした。
私が事前に用意した答えは、「加点式審査」なのに長めの文章回答が多かったり、「印象審査」なのに軽い回答しか用意できてなかったりしました。事前準備不足です。
さらに、決勝戦は全くいい答えが出せずにダメダメでした!くー口惜しい!!
予選用の答えを考えるだけでいっぱいいっぱいになってて決勝用の答えは弱いのしか考えれてなかったし、決勝戦中にその場で考えようにも脳のスタミナ切れでぜんぜんいい答えがおもいつきませんでした。
いやー、脳のスタミナって、どうやって鍛えたらいいんでしょうか。
優勝したFANさんは、回答を書くスピードが猛烈に速かったし、ひとつひとつの回答の強度もすさまじくて、とにかくすごかったです。優勝おめでとうございます!!
わたくしも次の機会があったら頑張ります。
出したかった答えを出すタイム
大会終了後に、会場の使用可能時間が少し残っていたため、参加者有志による「自分が出場したブロック以外のお題に対して事前に用意していた回答のうち、出したかったものを出す時間」が行われました。
私もひとつ出してみました。
予選A ブロック 1の1問目お題:生活も健康も終わっているヒーロー「生活習慣病戦隊フセッセイン」について知っていること
- 解答
悪の組織と同時に、体内の悪玉コレステロールとも戦っていて、体内の悪玉コレステロールに負けた